同じ空の下で
第12章 非日常
それからの生活は
私にとって日常ではなかった
でも今思えば、きっと
私を受け入れてくれた人たちにとっても
日常が変わったんだろうな…
その家には二人子供がいて
兄とひとつ違いの大学生と、私よりもいくらか小さい弟
叔母さんは私に、娘ができたようで嬉しい、と言ってくれて、とても良くしてくれた
うまくいかなかったのは
きっと私が心を閉ざしていたせい…
この人たちは私の家族じゃない
って思ってた
一人じゃ何も出来ないくせに
素直になること甘えることも
拒否してた
戻りたい…ってその事ばかり
皆が気を使ってくれてた
それは一緒に生活することになった人たちだけでなく
近所の人たち
学校での先生、同級生、その親たち
今なら、本当に心配してくれてて
その中での戸惑いとかがあったんだろうな…って思えるけど
その頃の私は
ただただ憐れまれているように感じて
勝手に周りの人全てを自分の中から排除して、敵対するような事まで思ってた
最初は優しかったいとこが
私に手をあげたり、蹴ったりするようになって
だんだんエスカレートしていって
体につくアザを叔母さんが見つけたときには、多分半年くらいが経過してた
その家には少ししかいられなくて
その後、また生まれた町の近くに戻り
施設で生活することになった
私にとって日常ではなかった
でも今思えば、きっと
私を受け入れてくれた人たちにとっても
日常が変わったんだろうな…
その家には二人子供がいて
兄とひとつ違いの大学生と、私よりもいくらか小さい弟
叔母さんは私に、娘ができたようで嬉しい、と言ってくれて、とても良くしてくれた
うまくいかなかったのは
きっと私が心を閉ざしていたせい…
この人たちは私の家族じゃない
って思ってた
一人じゃ何も出来ないくせに
素直になること甘えることも
拒否してた
戻りたい…ってその事ばかり
皆が気を使ってくれてた
それは一緒に生活することになった人たちだけでなく
近所の人たち
学校での先生、同級生、その親たち
今なら、本当に心配してくれてて
その中での戸惑いとかがあったんだろうな…って思えるけど
その頃の私は
ただただ憐れまれているように感じて
勝手に周りの人全てを自分の中から排除して、敵対するような事まで思ってた
最初は優しかったいとこが
私に手をあげたり、蹴ったりするようになって
だんだんエスカレートしていって
体につくアザを叔母さんが見つけたときには、多分半年くらいが経過してた
その家には少ししかいられなくて
その後、また生まれた町の近くに戻り
施設で生活することになった