同じ空の下で
第27章 想い***
沢山の言葉の中から
伝えたい想いを文字に変える方法を懸命に探してる
でも
この想いを綴る文字は…
どの言葉を綴っても
ぴったりはまらないような気がする
雨の多い6月は苦手
毎年考えるだけで憂鬱になって
それだけで心もどんより曇り空になる
日に何度も空を見上げて
遠くに見える雨雲にも過敏に反応して
必要以上に怯えて、疲れて
そうやってやり過ごし方がわからないまま
早く終わることを祈って
それだけで何年も過ごしてきた
今、またその季節を迎え様としているけど
自分でも驚くほど静かな気持ちで
待ち望んでいるほどの気持ちで
自然に受け入れようと思っている
言葉の力ってすごい…
受け取りかたは人それぞれだけど
少なくても私が待っている言葉は
流れるような、リズムと音で
誰も傷付けず
それでいて
綺麗で、心地良くて
それはね
心も身体も暖かくなるような
魔法の言葉
出会えて良かった…
気のきいた言葉は浮かばないから
子供みたいだけど
素直な気持ちで素直な言葉で
想いを伝えたい
楽しみをもらって
その日までを生きていく力に変える
ありがとう
6月…早く来ないかな…