同じ空の下で
第27章 想い***
出会いは偶然なようで必然で
眠れない夜がある
いつになっても慣れない
夢とわかっていても
どうにもならない恐怖
目が覚めて
気付けばしゃくりあげてる自分
暗闇で
一人きりで
優しさを求めて呟く
震えながら祈るように
気持ちを落ち着かせる努力
そんなときに届く
優しい言葉
恐怖からの涙は
安心からの暖かなものになり
息苦しかった呼吸が
ゆっくり落ち着いたものとなっていく
ありがとう
空は続いていて
どこまでも繋がっていて
だから、今日も見上げてみる
夢の中では満天の星
枕の下に今日もお菓子の本をしのばせて
楽しい夢の続きが見られますように…