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学校のワイダン

第40章 ボクのおちんちん

その時はまだ、今ヤったのがオナニーであり、精液を出したのだということは知らなかった。

これが初めてのオナニー、初めての射精。

中学生になって中1コースの性の悩み相談を見ると、自転車をこいでいたり、シャワーを浴びていたりして、自分の意思とは関係なく不慮の事故的に初めての射精を経験した人がけっこう多い。夢精というパターンもある。

そう考えると、知らなかったけど本能的にヤったってことは一応自分の意思で初めての射精ができたのだから幸せだと思う。

初めての射精が不慮の事故で暴発では虚しいから・・。好きな女のコの脱ぎたてのパンツや裸を妄想して初めて射精するなんて幸せだ。

まあ、あの時オナニーをしなかったとしたら間違いなく夢精はしていただろう。おちんちんはもうどうにもガマンできない状態だったのだから。

それからボクはお風呂とかトイレでしたりとほば毎日大きくなったおちんちんをシコシコして得体の知れない白い液体を放出するおかしなことをしてしまった。

白い液体が出た後にはとてつもない罪悪感が襲ってくる。自分みたいに汚いヤツは消えてなくなってしまいたいとも何度も思った。

でも、おかしなことだと思っても汚くても、罪悪感に苛まれてもやめられない。何ともいえないカイカンはボクを虜にして麻薬のように中毒に陥れていく。

シコシコする度に、これが最後だ、こんなおかしな汚いことはしてはいけないと誓いを立てるのだが、どうしてもやめることができない。

やめようとしても2日もしないとおちんちんがガマンできなくて爆発しそうになってしまう。

このおかしなことがオナニーという誰でもすることで、飛び出してくるおかしな液体が精液という子供を作るためのモノだと分かるのは中学生になって中1コースのお悩み相談を見てからだ。

小5の夏に覚えてからそれまでの2年弱、ボクは自分はおかしいとか普通の人間じゃないとか、汚いヤツだとかの悩みや罪悪感に苦しみながら、それでもやめられずに苦悩の日々を過ごした。

このおかしなことだけは誰にも知られてはいけないと思って友達にも話さず、秘密基地でエロ本を見るのもやめた。

エロ本を見ておちんちんが大きくなったらシコシコしてしまう。友達とかが来て見られちゃったら自分がおかしな怪生物であることが知られてしまう。

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