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人間型ロボット

第3章 エラーガ発生シマシタ

チッチッチッ

和「おっそいなー..」

部屋に雅紀は帰ってこず
作った晩御飯は既に冷たくなっている

あれから1時間はたっているのに
どこで油売ってるのか

ガチャ

和「雅紀 !?」
雅「和、ごめんね遅くなった」
和「それはいいんだけどなにしてたの?」
雅「あー、ちょっと翔ちゃんとね」
和「翔ちゃん急いでたのに引き止めちゃだめでしょー」
雅「すんません 笑」

何事もなかったようにテーブルにつく
温めなおした料理を出し食べ勧めていると雅紀の手が止まる

雅「和、明日講義ないよね?」
和「うん、明日は一日中ひま」
雅「大事な話があるんだ いい?」
和「もちろん!」
雅「..なんでそんな嬉しそうなの?」
和「べっつにー」
雅「ふーん、そっか」

大事な話 検討はつく
明日はクリスマスイブだから何かサプライズをしてくれるんだろう

何かあるたびに雅紀はサプライズをしかけてくる
雅紀と出会って一年が過ぎていた
おおよその事はわかってきたし
明日はおそらくサプライズがあるから大事な話だなんて言ったんだろう

今回は何してくれるんだろう?
楽しみ

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