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第3章 Side Junnosuke

「じゃ、俺、ここで待ってていい?」

「はーい。」

「お前、ホント子どもだな。」

「え?」

「1人で行くって分かって超不満そうじゃん(笑)」

「べ、別にそんなことないよ!」

「じゃ、いってらっしゃーい。」

車から降りて近くのビルへ向かう。

そこの2階が会場らしい。

と、前を歩いていた人がハンカチを落としていった。

「あ、あの!これ落としましたよ!」

"外に出て声かけても無駄じゃん。"

「あ、すみません!ありがとうございます。」

「いえ・・・。」

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