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「田口！上田！」

「あ、カメ！まだもうちょっとあるから手伝ってくれる？」

「え？あんなにトラックに入ってたのに、まだあんの？」

「そりゃ、結構な金額分あるみたいだし。」

「中丸曰く軽く1千万はいくらしいよ。」

「それ、俺にプレッシャーかけたいの？」

「まぁまぁ、とりあえず手伝ってよ。」

「はいはい。」

カメに手伝ってもらったおかげで残っていた盗品も全て運び出すことができた。

そしてカメがトラックを出す。

予定ではあのトラックは一時的に聖の店の裏側に駐めることになってる。

そこなら警察の目にも止まりずらいし、なんか言われることもまぁまずないしね。

「じゃ、俺らはもう行きますか。」

「あぁ。早く行って中丸を「ちょっと待って！誰か来る！」