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「確かに当初の予定通り、名が売れてる大企業の社長さん方から帰ってもらって名の知られてない社長さん方は警察に引き取ってもらうってのもいい。」

「お前ら、何考えて・・・？」

2人ともキョトンとした顔で赤西を見てる。

そりゃ仕方ない。

俺も最初はこいつの頭の中がさっぱりだった。

でも今は大体分かる。

悲しいことにね（笑）

「でも、やっぱ参加者全員不明の方がいろんなとこに売れるし、警察呼ばなくてもいい？」

「俺は別にどっちでもいいけど。」

「お前らだって、盗品はもうこっちにあるんだから、用はねぇんだよな？」

「それは・・・」

「ま、お前ら以外にも2人はここに来る前に置いてきたし、あと2人くらい倉庫の前に置いてきたって連絡あったし、もうお前らに勝ち目はないと思うよ？」

「唯一喜ぶべきところがあるとすればこいつの前にいながら何も情報を渡さなくて済むことだと思え。」

「あ！そうだ！」

ん？今度は何を思いついたんだよ・・・