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第14章 Side Koki 3

「俺足組に提案がある。」

「てい・・・」

「あん・・・?」

「俺と情報提供の契約を結ばないか?」

そういうことですか。

「?」

「何で俺らがそんなこと・・・」

「この辺ではもうお前らのことは認知去れ始めている。そして今、誰がお前らと契約するか、それともつぶしにかかるのか、はたまたもうしばらく泳がせておくのか、いろんな裏の組織が注目している。」

最初はクエスチョンマークが頭に浮かんでいた2人も少しずつ真剣な顔つきになってきた。

「俺はお前らが他の誰かの手先になるのも、誰かに殺られるのも気にくわない。情報提供と言っても、簡単なものだ。俺が必要だと思う情報を聞いたときに答えてくれる。それだけでいい。」

「でも、そんなこと、俺らじゃ決めれない・・・」

「でもお前らには迷っている時間もない。ちなみに俺は基本誰とも契約は結ばないが、本当に使えると思うヤツらにだけ契約を結ぶ。他の悪質な組織を取るか、俺を取るか、早く決めろ。」

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