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これ以上実らないで

第1章 出会い




「あ・・・初めまして」





緊張のあまり上手く話せない。







「初めまして。 
 これからお母さんの旦那になる
 黒崎大翔です」




彼は爽やかな笑みを浮かべた。






「もう、あやめ緊張しすぎよー!」






呑気に笑うところじゃない。





こんなに好みな人、


出会ったことがない。





身長が高くて
黒髪で
顔がまあまあ整ってて
肌が白くて
声が低くて





完璧以外の何者でもない。







ただ・・・・見た目が
お母さんに比べてかなり
若い気が。











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