これ以上実らないで
第9章 あなたのひみつ
近くの公園まで来て、今落ち着いてるとこだった。
「・・・泣き止んだ?」
大翔さんは、自動販売機でジュースを買って
持ってきてくれた。
「ありがとうございます・・・」
「ごめん、なんか泣かせちゃったな」
「いえ、私が勝手に泣いただけなので!!」
「いろいろごめんな」
大翔さんが凄く、苦しい顔している。
「どうしたんですか・・・」
「この間、本当に悪かった」
「いや、気にしてないですから!
全然いいですよ!!」
本当はショックだったけど・・・
夫婦なわけだし、仕方ないもんね・・・
「あやめはセックスしたことあるか?」
「へ?!な、ないですよっ」
「そっかー・・・」
待て待て、今これどういう状況?!
「変な話してもいいかな」
「はい・・・」
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