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これ以上実らないで

第6章 ハグの次は?




そして大翔さんのベッドから
立ち上がり、部屋から出ようとしたら、









「嘘」









ぐいっ









私は大翔さんの布団の中に
引きずり込まれました。






しかも、





大翔さんの腕の中で。










トクン…トクン…








「心臓バクバクしてますよ…?」







胸の中にいると確かに
大翔さんの心臓の音が聞こえるのだ。





しかも、
心拍数が早い。








「…うるさいっ」






ぎゅっ







更に力強く抱き締められた。






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