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ハル

第1章 誘拐

「榊(さかき)、服。」
ふふふ、と柔らかく笑った彼女はそばに控えていた執事に目配せをした。
「仰せのままに……」
腰を45°曲げ返事をした執事は怯えながら座る來の服に手をかけ、一瞬でパンツ一枚にした。
「や、やめて!なにするの?!」
「らいくん、そんなに驚かないで?
お姉ちゃんも、一緒だから。」
───パサリ
そういい彼女は自分の着ていたブルーのワンピースを脱ぎ、ブラとショーツだけになった。
露わになったのは、形のいい綺麗な胸にすらっとした腹、少し狭いがしなやかな腰。
それは6歳の來には刺激が強いものだった。

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