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ハル

第2章 お城

「梨央、落ち着いて?大丈夫よ?」
ハルは微笑みかけて、梨央の頭を撫でた。
その優しさに梨央は、“昨日の人とは違う人なんだ。”そう思うことで不安から逃れた。
その後のハルは梨央に軽くシャワーを浴びさせ、大きなふわふわのベッドに寝かせた。
「おやすみ、」
梨央は、まどろみの中でハルが自分の額に軽くキスをするのを感じ、瞳を閉じた。

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