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ハル

第1章 誘拐

「んー、ここまでくるとなんか飽きちゃったー。やっぱり女の子つれてこれば良かった。
榊、脚持ってて。暴れないように、ね。」
榊は主の言うことを聞かない少年を一睨みし、両脚を押さえつけた。
悪びれる様子もなく本当に無邪気に笑った女は抵抗が出来なくなった少年に微笑みかけ、
股の付け根にそこだけイヤに尖っている、右手の人差し指の爪をあてがった。
それは男の子の張りのある肌にいとも簡単に傷を付けた。


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