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ハル

第1章 誘拐

「ヒッ…痛い、…ギャー!」
ペロリとその鮮血を艶めかしい舌で何度か嘗めたかと思えば少年の小突起を指で潰した。
「もう、いいや。
んふ。最後にしるし。」
チュと、卑猥な音を立てて脚の付け根にキスマークを残したハル。
それに対し、榊は、連れ去ってきた少年に急に興味をなくした自分の主を見て微笑んだ。
「では、これは隣の部屋に入れておきますね……変わりに新しい少女でも連れてきましょう。」
少年を乱暴につかみ女に一礼した榊は安定した足取りで部屋を出た。

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