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ハル

第5章 座談会

そのとき、ギ、ギギーと重々しい音を立てた扉はとある男によって開けられ、開いた扉の奥には、まだ20代前半と思われる若い女性が立っていた。
「あら、遅くなってしまいましたわ。…無礼をお許しくださいませ。」
さっきの言葉を受けてか、冗談っぽく言った女性に前総理はホッと心をなでおろした。



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