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「ごめん、ごめん和也。
泣けちゃうくらい気持ちよかったんだ。
俺もう少し和也と楽しみたかっただけなんだ。
泣かないで、和也」


何でこんなにも悲しいんだ？


「可愛い和也を泣かしたお詫びに、うんと気持ちよくしてあげるからね」


優しいキスをして、智は俺の中から出ていった。

そして俺を四つん這いにして、もう一度俺の中に入ってきた。

言葉通り、俺の腰を両手で掴み、激しく突き上げてきた。

正常位とも違う、騎乗位とも違うところに智が強くあたる。


「あぁ・あぁ・いい・あんっ・・・いいっ！」

「和也・・・いい？」

「いいっ・・・智、もっと・・・もっと・・・突いて」


腰を動きが激しさを増す。

肌がぶつかり合う音も激しくなる。

喘ぐ声が大きくなると共に、限界が近付いてきた。


「智・・・もう俺・・・無理」

「和也のイクところ見たい。
もう一度上向いて」


また仰向けになった。

智の額も体も、汗で光っていた。

呼吸を整える間もなく、激しく突き続けた。


「あんっ・いい・・・
もっとしてっ・・・もっと・もっと・・・あぁん」

「ごめん、俺もうダメッ！」

「あっ・あっ・・・いっ、イクッ！」


シーツをギュッと握り体を痙攣させて、俺は白い液を大量に飛ばした。

智は俺の中から抜き出し、俺が出した胸に智も大量に絞り出した。


「はぁ・はぁ・・・
和・・・也、よかった？」

「うん・・・凄く・・・よかった」

「和也のイキ顔見れてよかった。
可愛くって、超エロかった」

「智、俺・・・よかった？可愛かった？」

「うん、超可愛かった。
・・・和也・・・好きだよ」

「俺もだよ、智・・・」


キスをして、撮影は終了した。


「理性・・・無くなっちゃうよ」


カットの声を聞くと、冷静に頭にそんな事がよぎってしまった。