秘密のアルバイト
第14章 お前なのか?
毎週末、潤のマンションに泊まりにいっている俺。
あれから付き合い出した俺達二人。
俺の部屋の鍵と一緒に、潤のマンションの鍵がぶら下がっている。
こう言った場合、俺は彼氏なのか、彼女なのかわからない。
ただ、俺の場合は“彼女”的な立場かな?
だっていつも・・・喘いでるからさ。
日曜日には自分の部屋に寂しく戻ってくる。
潤の車の助手席は、俺の指定席・・・って、俺は勝手に思っている。
「じゃあね、かず・・・また・・・」
「じゃあね、潤」
「今週と来週は仕事が入ってるから会えないけど、他の男に言い寄られないように気を付けろよ」
「大丈夫だよ。
潤も仕事の相手が、凄く可愛くても、本気になったりしないでね」
「かずもね、相手が超イケメンでも、マジになったりするなよ」
「潤以上にイケメンなんていないよ。
じゃあね潤・・・おやすみ」
キスをして車を降りた。
手を振り、潤の車を見送った。
「2週間も二人で過ごせないなんて、寂しいよ」
大学では姿を見ても声はかけない。
じっと見つめて、微笑み合うだけで我慢している。
「はぁ・・・」
溜め息をついて部屋に向かおうとしたとき、また背中がゾクッとした。
周りを見渡してもやっぱり誰もいない。
「気のせい・・・なのかな?」
気になりながらも、部屋に戻った。
コーヒーを飲もうとキッチンへ行くと、いつも雅紀が使っているカップが出ていた。
「来てたんだ・・・何か悪いことしたな」
コーヒーを入れ部屋に行くと、何だか部屋が片付いているように思えた。
ふとベッドに目を向けると、メモがあった。
「んっ?やっぱり雅紀か。
こんなメモじゃなくて、LINEしてくればいいのに」
ベッドに座り、メモを読んだ。
あれから付き合い出した俺達二人。
俺の部屋の鍵と一緒に、潤のマンションの鍵がぶら下がっている。
こう言った場合、俺は彼氏なのか、彼女なのかわからない。
ただ、俺の場合は“彼女”的な立場かな?
だっていつも・・・喘いでるからさ。
日曜日には自分の部屋に寂しく戻ってくる。
潤の車の助手席は、俺の指定席・・・って、俺は勝手に思っている。
「じゃあね、かず・・・また・・・」
「じゃあね、潤」
「今週と来週は仕事が入ってるから会えないけど、他の男に言い寄られないように気を付けろよ」
「大丈夫だよ。
潤も仕事の相手が、凄く可愛くても、本気になったりしないでね」
「かずもね、相手が超イケメンでも、マジになったりするなよ」
「潤以上にイケメンなんていないよ。
じゃあね潤・・・おやすみ」
キスをして車を降りた。
手を振り、潤の車を見送った。
「2週間も二人で過ごせないなんて、寂しいよ」
大学では姿を見ても声はかけない。
じっと見つめて、微笑み合うだけで我慢している。
「はぁ・・・」
溜め息をついて部屋に向かおうとしたとき、また背中がゾクッとした。
周りを見渡してもやっぱり誰もいない。
「気のせい・・・なのかな?」
気になりながらも、部屋に戻った。
コーヒーを飲もうとキッチンへ行くと、いつも雅紀が使っているカップが出ていた。
「来てたんだ・・・何か悪いことしたな」
コーヒーを入れ部屋に行くと、何だか部屋が片付いているように思えた。
ふとベッドに目を向けると、メモがあった。
「んっ?やっぱり雅紀か。
こんなメモじゃなくて、LINEしてくればいいのに」
ベッドに座り、メモを読んだ。