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秘密のアルバイト

第27章 最近の俺の仕事

復帰してからの仕事は、ずっとイメージDVD撮影。
モデルさんとのHはない。

Hしない事が残念に思っているわけではない。

イメージDVDって、意外と疲れる。

特に誰もいないのに、カメラにむかって話しかけたりするのって、ちょっと恥ずかしかったりするもの。


「おはようございま~す」

「おはよう二宮君。悪い、10分位待ってくれる?」

「はい、わかりました」

「二宮君、コーヒーでよかった?」

「はい、ありがとうございます」


コーヒーを出してもらい、ソファに座り待った。

携帯を取り出すと、LINEが入っていた。


『冬休み、みんな誘って一緒に温泉でも行かねぇ?』


温泉か・・・


『いいね。でもちょっと返事待ってくれないかな。
すぐに連絡するよ』


潤に聞いてみなくちゃね。
でも潤は許してくれるかな?


ー他の男とお泊まりなんて、許さない!ー


な~んてやきもちやいたりしてくるれるかな?


「だったらちょっと嬉しいんだけど・・・フフッ!」


俺は一人ニヤニヤしていた。


「お待たせ二宮君。
何ニヤニヤして・・・いい事でもあったの?」

「いや・・・ちょっと友達に、冬休みに温泉でもって誘われて・・・」

「へぇ~温泉か・・・
あっ、いい事思い付いたよ」

「えっ、何ですか?」

「それはまた、ちゃんとまとまったら話すよ」

「そう・・・ですか・・・」

「じゃあ今回は・・・と言うか今回もイメージDVDを撮ります。
今回はちょっとね、試してもらいたいことがあるんだけど」

「試したいことって?」

「君の女装は可愛いって評判よくてね、1度それでショッピングでもしてもらおうと思います」


えっ⁉あの格好で外へ出るの?








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