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秘密のアルバイト

第31章 慰安旅行?

俺も温泉を出て浴衣に着替えた。
待っていた雅紀と合流。
そこに置いてある冷えたミネラルウォーターを飲んだ。

雅紀とまったりしていると、智と大貴がしばらくして出てきた。


「お待たせ・・・さぁ、探険しよう!」


探険ったって、お土産売り場かホテルの中にあるゲーセン、ホテルの綺麗な庭を歩くくらい。

あっという間に探険も終わり。
部屋に戻った。

妙に口数の少ない俺達4人。
この3人は撮影するのかな?
ベッドで寝ててって言われたってことは、この3人のうちの誰かなのか?
それとも他の誰かなのか?

あ~もう、何かドキドキするよ。


「さぁ、もうすぐ食事の時間だから行こうか」


会場に向かった。

宴会・・・と言ってもほとんどが未成年。
事務所の人達や潤や智のように、ごく一部の人達だけお酒、俺達はジュースで乾杯。
にぎやかに楽しく食事をした。

仕事で一緒になった事があると、何か友達のようにかたまって話している。

でもやっぱ潤や智の回りには、絶えず可愛い男の子達が集まってくる。

このメンバーではやっぱこの二人が一番カッコイイいいからな。

・・・でも俺は潤が一番!


「ねぇかず、潤って凄く人気があるね。
常に可愛い子が集まってくるけど・・・」

「だから・・・何?」

「何か心配じゃねぇ?」

「だっ、大丈夫だよ・・・潤は」


でも内心はドキドキ。


「では時間なので、これで宴会はおひらきです。
あとは皆さん、自由に楽しく過ごして下さい」


いよいよだよ。


「雅紀、部屋戻ろうか」

「ごめんかず、何かわからないけど待っててって言われたから、先部屋行ってて」

「わかったよ・・・」

「かず、一緒に部屋戻ろうよ」


智に声をかけられ、二人で部屋にもどった。



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