秘密のアルバイト
第38章 引退
『かず、俺この仕事、やっぱ辞めようと思う。
いろいろと考えたけど、俺より若い子かなり増えたし、限界かなってね。
就活もしなくちゃいけないし、かずと一緒に仕事ができなくなるのは寂しいけど・・・
社長に話す前に、かずには言っておかないといけないと思ってね、LINEしちゃいました!』
社長の前に俺って、順番逆だからね。
そっかぁ、智も辞めるのか。
潤に俺、それに智までも1度に辞めるなんて、さすがに社長も肩を落とすだろうね。
俺はいいとしても、潤と智は戦力だっただろうから、厳しいかもな。
『そっかぁ、智も辞めるのか。
みんな先の事、しっかり考えているんだね。
俺なんかとは全然違うよ。
潤はこの事知ってるの?』
『あいつにはまだ話してない。
話すつもりはないけど、すぐに耳に入るだろ?』
『そう・・・かもね。何か寂しくなるね。
また時間があったら、いろいろ話し聞かせてね』
・・・ってことは、潤が辞める事を智は知らないって事だね。
本人同志に伝わるまで、口を滑らせないように気を付けましょう。
事務所に戻ると、社長と潤も帰っていた。
「二宮君、お帰り。
来週の話し、聞いてもらったかな?」
「はい、聞きました。
温泉に撮影に行くって事ですよね」
「はぁ⁉何温泉に撮影って。
俺、聞いてないんだけど」
「引退DVDの撮影だよ。
二宮君の仕事だから、お前に関係ないだろ?
二宮君、詳しい時間とかまた連絡するから」
「はい、わかりました」
また何だか機嫌が悪くなった潤。
「兄貴、もういいよな。かず、行くよ」
「うっ、うん・・・じゃあ、失礼します」
「お疲れ様!
二人とも、夜はほどほどにね🎵」
「大きなお世話だよ!」
うわぁ・・・恥ずかしい。
いろいろと考えたけど、俺より若い子かなり増えたし、限界かなってね。
就活もしなくちゃいけないし、かずと一緒に仕事ができなくなるのは寂しいけど・・・
社長に話す前に、かずには言っておかないといけないと思ってね、LINEしちゃいました!』
社長の前に俺って、順番逆だからね。
そっかぁ、智も辞めるのか。
潤に俺、それに智までも1度に辞めるなんて、さすがに社長も肩を落とすだろうね。
俺はいいとしても、潤と智は戦力だっただろうから、厳しいかもな。
『そっかぁ、智も辞めるのか。
みんな先の事、しっかり考えているんだね。
俺なんかとは全然違うよ。
潤はこの事知ってるの?』
『あいつにはまだ話してない。
話すつもりはないけど、すぐに耳に入るだろ?』
『そう・・・かもね。何か寂しくなるね。
また時間があったら、いろいろ話し聞かせてね』
・・・ってことは、潤が辞める事を智は知らないって事だね。
本人同志に伝わるまで、口を滑らせないように気を付けましょう。
事務所に戻ると、社長と潤も帰っていた。
「二宮君、お帰り。
来週の話し、聞いてもらったかな?」
「はい、聞きました。
温泉に撮影に行くって事ですよね」
「はぁ⁉何温泉に撮影って。
俺、聞いてないんだけど」
「引退DVDの撮影だよ。
二宮君の仕事だから、お前に関係ないだろ?
二宮君、詳しい時間とかまた連絡するから」
「はい、わかりました」
また何だか機嫌が悪くなった潤。
「兄貴、もういいよな。かず、行くよ」
「うっ、うん・・・じゃあ、失礼します」
「お疲れ様!
二人とも、夜はほどほどにね🎵」
「大きなお世話だよ!」
うわぁ・・・恥ずかしい。