秘密のアルバイト
第42章 引退DVD2・・・2
「一緒に昼めしどう?
・・・てか、どうしたの暗い顔をして」
「かず、この仕事辞めるんだって。
お前知ってた?」
「えっ、そうなの?
て言うか、俺・・・は?」
「潤から連絡を待って。
潤も最後の撮影とか、色々と忙しいからさ。
翔の連絡先、潤に教えてもいいか?」
「いいけど・・・お兄さんも辞めちゃうの?
二人揃ってどうしたの?」
「今は言えないけど。
とにかく翔は潤からの、連絡を待って。
そのときわかるから」
「わかったよ」
「よしっ、これでおしまい。
お昼食べに行こう!」
潤の仕事の事は、俺が言うのもおかしいしね。
でもこれでようやく本当に終わる。
引退できる。
潤だけの俺になれる。
何か気が楽になったよ。
脅されることもない、変な人に襲われることもない。
「何かかず、ニヤニヤしてるけど」
「そうかな」
隠そうとしても、どうしても顔にでてしまう。
いいのか悪いのか、俺のクセ。
「ところで雅紀、あれから大貴とどうなったの」
「えっ・・・あの・・・それは・・・」
「何雅紀、大貴って・・・」
「何でも・・・ないよ」
「撮影をきっかけにこいつ、相手のこと気に入っちゃってさ。
で、どうなの?」
「まぁね・・・取り合えず何とか・・・ねっ」
「上手くいってるんだ・・・よかったじゃん」
「何かわからないけど、二人とも色々と順調なんだね。
でもその子、かずより可愛いの?」
「可愛さはかずには負けるけど、かずと一緒で何かほっとけないヤツなんだ」
「俺と一緒言うな」
こんな会話、この3人でするのも不思議な感じ。
あのドロドロしていた日が嘘のよう。
そして土曜日。
最後の仕事に事務所へ向かった。
・・・てか、どうしたの暗い顔をして」
「かず、この仕事辞めるんだって。
お前知ってた?」
「えっ、そうなの?
て言うか、俺・・・は?」
「潤から連絡を待って。
潤も最後の撮影とか、色々と忙しいからさ。
翔の連絡先、潤に教えてもいいか?」
「いいけど・・・お兄さんも辞めちゃうの?
二人揃ってどうしたの?」
「今は言えないけど。
とにかく翔は潤からの、連絡を待って。
そのときわかるから」
「わかったよ」
「よしっ、これでおしまい。
お昼食べに行こう!」
潤の仕事の事は、俺が言うのもおかしいしね。
でもこれでようやく本当に終わる。
引退できる。
潤だけの俺になれる。
何か気が楽になったよ。
脅されることもない、変な人に襲われることもない。
「何かかず、ニヤニヤしてるけど」
「そうかな」
隠そうとしても、どうしても顔にでてしまう。
いいのか悪いのか、俺のクセ。
「ところで雅紀、あれから大貴とどうなったの」
「えっ・・・あの・・・それは・・・」
「何雅紀、大貴って・・・」
「何でも・・・ないよ」
「撮影をきっかけにこいつ、相手のこと気に入っちゃってさ。
で、どうなの?」
「まぁね・・・取り合えず何とか・・・ねっ」
「上手くいってるんだ・・・よかったじゃん」
「何かわからないけど、二人とも色々と順調なんだね。
でもその子、かずより可愛いの?」
「可愛さはかずには負けるけど、かずと一緒で何かほっとけないヤツなんだ」
「俺と一緒言うな」
こんな会話、この3人でするのも不思議な感じ。
あのドロドロしていた日が嘘のよう。
そして土曜日。
最後の仕事に事務所へ向かった。