テキストサイズ

秘密のアルバイト

第1章 スカウト

『おぉ、電話待ってたよ。
それでどお?やる気になってくれた?』

『はい、勉強に差し支えない程度で・・・』

『それは大丈夫。
君のストレスの発散にもなると思うよ。
早速だけど、明後日は都合どお?』

『・・・1時頃でもいいですか?』

『う~ん・・・あっ、OKだよ。
事務所まで来てくれる?
出来たら、学生服を持ってきてくれるかな』

『あぁ、はいわかりました。
じゃあ、明後日・・・失礼します』


かけちゃった。
彼女と別れた腹いせって訳ではない。

彼女の事は好きだったけど正直、面倒に思う事もあった。
する事は取り合えず、してきたけど・・・

まずバレないって言ってたし、始めは写真撮影らしいし。
大学行くにもお金がいるし。
もしどうしても駄目だったら、辞めればいいしね。


「さぁ、勉強しますか」


半日遊んじゃったから、頑張りますか。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ