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豹変した幼なじみ……

第2章 *・過去・*

*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.



お子様ランチでいいとお母さんに聞かれ頷いた。



注目を済ませ、またおしゃべりが始まった。


「子供たち自己紹介しないとね」

「そうね」


自己紹介とか大嫌い。

だけどそんなことを言ってたら成長できないとは思う。

お母さんにも言われた。

「自分でしてね」



初めて口を開いた私。

「ふ…深田、美緒……です」

『今井……雅樹…』


ちょっとばかりの沈黙。


「はい。よくできました」

「二人は同じ幼稚園なのよ」

「仲良くしましょうね」

と、淡々と話が進んでった。



そのうち料理が運ばれてきて
また私たちは話さず黙々と食べた。

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