テキストサイズ

豹変した幼なじみ……

第2章 *・過去・*

*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.



次の日


幼稚園について自分のクラスにいた。


「今日はうさぎ組さんと遊びまーす」


うさぎ組さんか。


ちなみに私はこあら組。

私は話すことが苦手だから友達なんて全くいない。

そうこう考えているうちにうさぎ組さんが入ってきた。


人が多い環境も好きではない。
が、ふっと顔をあげてみた。


「あ……」

『………』


雅樹くんだ。


雅樹くんも私と同じなのか、とくに誰とも話すことなく

一番後ろで先生と来た。


私は手を小さく振ってみた。


「あら、雅樹くん。友達できたの?いってらっしゃい」


先生に半ば強引に押されてた。

「お部屋の中で自由に過ごしていいよ」


自由って………。

私にとって苦痛な時間だ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ