保健室の扉の向こう
第4章 激しく揺れる心と身体
「雪ちゃん…ごめんね」
俺は、彼女をベッドに置くとまず自分のスーツを脱いだ。彼女もスーツだけど、スカートだし簡単に脱げそう。
男と行くのにスカートだもんな。緩いな…。
「あぁ…しゅーや…綺麗ぇ」
突然、起き上がって俺の肌に触れる。熱い手が俺を誘っている。
「雪ちゃんもキレイになるよ」
そう言って、ブラウスのボタンを一つずつ取っていく。すると、すぐに見えたのは雪ちゃんらしいブラだった。
淡い緑というか水色というか。よくにあっている。
「やぁ…」
ブラウスを剥がそうとすると、小さな手で止めた。
だが、俺はにっこり笑って見つめていると、手を緩めた。