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保健室の扉の向こう

第4章 激しく揺れる心と身体


「ちょ…!!」


ドキドキしながらも手を引っ張って抜けさせようとしたが、やはり男の力だ。



―だめだ、ビクともしない。


舌で舐められたり、吸ったりして、ねっとりとまとわりついていく。



気持ちよくて疼く。

そして、声が漏れる。


「ぁ…んっ…」


顔を上げて私の顔を見ながら、ニタニタ笑う先生。



「声出すなんて、やらしいね」



「やめ…てっ」


必死に声を抑えて、私は抗った。そして、逃げるように帰った。



もう…。

からかうなんて、嫌だ。


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