テキストサイズ

保健室の扉の向こう

第8章 見てるだけじゃなくて



「秀也っ、キスして」



舌を差し出せば、あっけなく吸い取られて口内を荒らす。



「ぅんっ…あっ…はぁ」


「可愛い…雪。好きだよ」



「私も好き…」





また抱き合って、お互いの温かみを感じながら時を過ごしていった。



彼は、もう私のもの。




もう、


絶対




逃がさないからっ。













ストーリーメニュー

TOPTOPへ