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第1章 初めての不倫

私は、慌てて後ろを向いて、彼がお風呂の方へ行くのを、待っていた。

どうしよう、恥ずかしいし。

そう思ったけれど、なんか無邪気に、彼がお風呂に行ってしまったので、とりあえず服を脱いだ。

髪が濡れないように、シュシュで束ねると、恥ずかしさが、少し薄らいだ。

だけど、ガラス戸の前で、また、少したたずむ。

深呼吸を一つして、扉を開けた。

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