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愛しいキミへ…。

第5章 楽しい高校生活。

(潤side)


あの告白からいつも通り過ごした。
毎日一緒に学校に行き、部活して、帰宅も一緒だ。

恋人になったからといって
何も変わらない。

俺たちが付き合ってるのを知るのは、
俺の友達、智(智も同じ高校だ。)と、翔の友達、
相葉くんだ。

相葉くんは一つ年上で、本来なら“先輩”だけど、
そう呼ばれるのが嫌みたいで…、
相葉くんに落ち着いた。


恋人になって翔の性格がよく分かった。
翔はすごくやきもち焼きなのだ。

高校に入ってからよく告白される。
その度に“付き合ってる人がいるから、ごめんね。”と
断ってるんだけど、いつも智が余計な事を翔に言うから
ぷくっと膨れてしまう。

いつも、俺には翔しかいないから…。
翔、大好きだよ…。
と恥ずかしい言葉を告げている。

その後は、みんなが帰った後の部室でキスをしている。

翔「んん……。……んんんっ。」
唇が少し空いたところに自分の舌を捻じ込ませて深い深いキスをしていく。翔も俺に身を任せそのキスに応えてくれる。

そんな翔が愛おしくて、それ以上したいけど…。
翔はキスでいっぱいいっぱいだからもう少し待ってます。
翔が俺の首に手を回し、俺は翔の腰を抱いて、
角度を変えながら深くキスを落とした。

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