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私の彼は****が好き

第9章 誰にも渡さない……っ




「……浮気?」


お風呂から上がって着替えると、今日のことを(ざっくり)タケルに説明した。


まず、亜也ちんと勇人くんの家に忍び込んだ(?)こと……。


「そうそう、勇人くんが浮気してるって亜也ちんが疑っててね。……でもま、濡れ衣で良かったよー」


ソフィに座って、ふたりでお互いの髪を拭き合っこする。


「…………」


でも、タオルであたしの頭をゴシゴシするタケル、何か言いたそう。


「どーかした?」


「いや、でも話聞いてると、まだシロとは確定してないんじゃないかな……って思った」


「……?」


そう言われると……、


あたしも考える。


まあ確かに勇人くんが浮気してないとは限らないけど……。


「でもさ、亜也ちんの気が済んだならそれでいいんだよ、うんうん。疑うより信じる方が気持ちいいもんね♪」




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