私の彼は****が好き
第17章 タケルの家で…………
ヒカルくん、100円を入れると見れる双眼鏡で街を見下ろしてる。
そのとなりであたしとタケルも街の景色を眺めいた。
「すぅっごく気持ちいいっ!」
「そう?……良かった。絵里をいつかここに連れて来たかったんだ」
「……!」
「ここから見える端っこから端っこ、全部にオレの育った街がすっぽり入ってて、狭い街だけど、一度絵里に見せたかったんだ」
「タケルぅ……」
「紅葉の時期になるともっと綺麗だよ。あと夜になると星空がヤバいんだ」
この街にはタケルの思い出がいっぱい詰まってるんだね。
弟たちもお父さんもみんないい人だし、あたしホント連れてきてもらって良かった!
「また秋になったら連れてきて!」
あたしがタケルの手をぎゅっと握ると、タケルは首を捻ってキスしてくれた。
「……っ!」
双眼鏡を夢中で覗いてるヒカルくんは気づいてない。
「約束ね?」
そのとなりであたしとタケルも街の景色を眺めいた。
「すぅっごく気持ちいいっ!」
「そう?……良かった。絵里をいつかここに連れて来たかったんだ」
「……!」
「ここから見える端っこから端っこ、全部にオレの育った街がすっぽり入ってて、狭い街だけど、一度絵里に見せたかったんだ」
「タケルぅ……」
「紅葉の時期になるともっと綺麗だよ。あと夜になると星空がヤバいんだ」
この街にはタケルの思い出がいっぱい詰まってるんだね。
弟たちもお父さんもみんないい人だし、あたしホント連れてきてもらって良かった!
「また秋になったら連れてきて!」
あたしがタケルの手をぎゅっと握ると、タケルは首を捻ってキスしてくれた。
「……っ!」
双眼鏡を夢中で覗いてるヒカルくんは気づいてない。
「約束ね?」