私の彼は****が好き
第17章 タケルの家で…………
*
………………
ある雨の日だった……
内証でタケルのバイト先にやって来た。
でも、店内、とても空いてる。
ていうよりもお客さんがいない……
タケルどこだろ?
あたしはカウンターの中を覗いた。
やっぱり誰もいない……
不思議に思っていると、キッチンにふたつの人影が……
……あ、タケルだっ…!?
横顔が見えて、一瞬キュンとしたけど、一緒にいるもうひとりに気づいたとき……
呼びかけようとした声がとまった……
あのコは…………、
タケルを好きな(と決めつけてる)ちょことかいう巨乳のコ……!