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私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………

パッと今の夢を思い出して、嫌な予感が走る……。


タケルはまた一言、二言言葉を漏らして、電話を切った。


そしてベランダの窓を開けて、部屋に戻る。


「ごめん、起こしちゃ」


「あのコと話してたの!?」


「………………は??」


いきなりあたしが飛びついたから、タケルはぽかーん……。


「バイト先の巨乳のコ!?」


「…………??違うよ?うちの親だよ」


…………おやァぁ???


なんでこんな夜中に……???


怪しい目で見つめてると、タケルは通話履歴を見せてくれた。


そこには確かに【実家】って書いてある。


「ね?親でしょ?なんならかけ直す?……てかまだアイツ(ちょこ)とのこと疑ってンの?」


タケル、半分くらい呆れ顔だ。


「だってベランダでヒソヒソ話してるし、変な夢見たから……っ」



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