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「…………ッルーー……!?…………ケルぅーー……!?」

…………!?


そのときだ、遠くで聞き覚えのある男の子の声がした。


……ヒ、ヒカルくん !?


あたしは一気に現実に戻った。


やば……!?


ヒカルくんがこんなとこ見たら大変……‼
(てかワタルくんにバレても大変っ‼)


あたしとタケルはソッとその場を離れた…………。




＊＊＊



「ドコ行ってたんだよォ!?」


一人で射的を終えたヒカルくん、ほっぺを膨らませて不機嫌そう……。


「ご……ごめんね……!?なんか、ちょっと……」



興奮覚めやらないあたしが、赤い顔でしどろどろになってると、


「ナニ焦ってんの？？……あぁー!?なんかえっちなことシテたんだ～ァ!?」


ニヤッとしてそう言われてちゃった。


「ち、ちがうよ!?(あたしたちじゃないっ‼)」