テキストサイズ

美男高校地球防衛部LOVE! BL

第3章 防衛部×生徒会

「…俺、王様だ」

一番初めに王様になったのは立だった。

「えー…じゃあ2番と5番がポッキーゲーム」

すると錦史郎の顔が青ざめ始めた。どっちかの番号だったのだろう。

「俺5番ー。草津が2番?」
「んじゃあ由布院先輩、ポッキー」

立は鞄からポッキーの袋を開けて煙に渡す。

「んー…早くしてくんない?」
「こんな奴とっ…」

仕方なく煙のくわえているポッキーを一緒に食べる。
二人の間が残り約5cmのところで草津が口を離してしまった。

「これでいいだろう。」
「…じゃあもう一回やろう。皆割り箸戻して」

戻された割り箸をシャッフルして、煙は残りを食べながら、他も割り箸を持ち、

「「「「王様だーれだ!」」」」

の合図で一斉に引いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ