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美男高校地球防衛部LOVE! BL

第3章 防衛部×生徒会

「…僕、だね」

王様を引いたのは燻だった。
一気に血の気が引いていく錦史郎と阿古哉。

「なぁ硫黄、何この空気」
「わかりませんが…嫌な予感はしますね」

すると阿古哉が硫黄の袖を、ちょんちょんと引っ張り小さな声で教えてくれた。

「有馬さんはドSだから…なに言い出すかわからないですよ。下手したらえ、エロとか…」

硫黄と立が驚き蒼白…する間もなく燻がとんでもない事を言い出した。

「じゃあ最初は優しく、1番が8番に抱き着く」
「優しくねーよ!ってあああぁぁぁっ…8番だぁ」
「…僕が1番です」

結果は阿古哉が立に抱き着かなくてはならなくなった。

「は、早くしろよ」
「美しくないっ…」

阿古哉は立に正面から抱き着きに行き、すぐ離れた。

「王様になりたいっす…もう一回やるっすよ♪」

 「「「「王様だーれだ!」」」」

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