美男高校地球防衛部LOVE! BL
第4章 強羅×有基
「あんちゃん大好きっ!」
いつも変わらず、何かしてあげると言う言葉。そんな有基を恋愛対象として好きだと気付いたのは、中学・高校と一緒にいる時間が少なくなってからだった。
好きなのは兄としてで、決して男として好きと言われているのではないのは分かっている。
それなのに期待をしてしまうのは――
「…あん、ちゃん?」
「……ん?あぁ有基、どうした。」
「ううん、何でもないけど…元気無かったから」
そんなこと言われて、もっとしっかりしなきゃいけないと思う。でもそれより、もっと好きになってしまうのは兄失格だろう。
いつも変わらず、何かしてあげると言う言葉。そんな有基を恋愛対象として好きだと気付いたのは、中学・高校と一緒にいる時間が少なくなってからだった。
好きなのは兄としてで、決して男として好きと言われているのではないのは分かっている。
それなのに期待をしてしまうのは――
「…あん、ちゃん?」
「……ん?あぁ有基、どうした。」
「ううん、何でもないけど…元気無かったから」
そんなこと言われて、もっとしっかりしなきゃいけないと思う。でもそれより、もっと好きになってしまうのは兄失格だろう。