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美男高校地球防衛部LOVE! BL

第5章 有馬×下呂

「お先に失礼します」
「あぁ」
「お疲れ様、阿古哉」

生徒会の仕事が終わり、二人に声をかけドアを閉める。

いつもは三人で帰る道も阿古哉だけで、こんなに長かったっけと思い直す。

(しかも生憎の曇り…美しくないなぁ)


「ふぅ…ん!?」

いきなり左腕を掴まれ、左に引かれると同時に口を塞がれる。自分がいた場所も大通りから暗い小道に変わっていた。

「静かにしていろ」

腕を強く引かれ無理矢理歩かされた。

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