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美男高校地球防衛部LOVE! BL

第5章 有馬×下呂

「案外弱かったなぁ…大丈夫、阿古哉?」
「ぅ…有馬さぁ~~~ん!」

今まで溜まっていた怖さが溢れ出し、頬に涙が伝う。

「ええっ!ちょっ、泣かないでよ!?…阿古哉」
「ふぁい?…んんっ!?」

燻が阿古哉に軽く唇にキスをした。
突然の事に頭が回らない阿古哉に燻が伝える。

「実は、僕らも早く切り上げて帰ってたんだ。そしたら阿古哉がナンパされてたから」
「そうだったんですか…て言うかさっき有馬さん、僕のことを〝僕の彼氏〟って…」

燻は思い出した様に話し出した。

「あぁ、それは好きな人がそんな目にあってたからつい…?」
「あ、それなら納得…はあぁぁぁっ!?好きな人!?」
「うん。好きだよ、阿古哉」
「…はい///」
「ん?それはOKってこと?言葉でちゃんと言ってくれないと…」
「~~~っ!僕も、有馬さんが好きですっ!」


ひょんな事から僕らは〝部員〟から〝恋人〟に変わった。


         (完)

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