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社長様のモノ

第2章 二人の関係




ねっとりと絡みつく唇に、煌貴の舌が私の唇を割って 入り込む。



「…んっ…ふっ……ぅ…んんっ……」




赤くなった顔が更に 赤くなったと感じた。


もう、隠す暇なんてない。



私は また、煌貴の罠に掛かってしまったのだ。




綺麗な顔がどアップで映って、私は ゆっくりと目を閉じた。



煌貴の、貪るようなキスに 溺れそう。





この感触も、匂いも、全部。



もう、他の人じゃ 埋まらないような穴が、


私の中に 出来ていた。





煌貴が唇を離し、銀の糸が私と煌貴の間を繋ぐ。


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