テキストサイズ

twin★love

第9章 9★傷つけてまで

亜子は今とても辛そうだ。

泣くのを我慢してるときの顔。

「なんで?何もないよ!」

晴にはわかっている。

亜子が無理して笑っていること。

「亜子、俺と蓮のせい?」

すると亜子は首を横に大きく振った。

「ち、ちがう!晴ちゃんも蓮ちゃんも関係ないの!…あたしが、悪いの。」

「ねえ亜子、何があったの?俺に話して?」

晴は亜子の肩を掴んだ。

亜子はゆっくりと口を開いた。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ