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twin★love

第11章 11★君のため

『なんでこんなことになってるの!?』

今の状況、それは亜子を挟んで右には蓮、左には晴が寝ている。

二人はすでに眠っているみたいで、スヤスヤと寝息を立てている。

このありえない状況で、亜子が眠れるはずもなく。

こうなった経緯は数時間前に遡る。

蓮に抱きしめられ、しばらくボーッとしていた亜子。

「俺達がお前を守るから。」

蓮は亜子の頭を優しく撫でて。

久しぶりに見る蓮の柔らかな表情に亜子はまた泣いてしまう。

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