テキストサイズ

twin★love

第11章 11★君のため

楽しそうに会話を繰り広げる三人。

「いつが予定日なの?」

「再来週くらい。もうお腹、苦しくって。」

「へえー、ついに凛姉もママか!」

「ちょっと待てよ。」

そんな楽しそうなふたりの会話を遮ったのは蓮の不機嫌な声。

「蘭姉はどこで寝るんだ?朔也君が蘭姉の部屋で寝る予定だったのに。」

「え、そうなの?あらー…」

すると麗美が手を叩いた。

「ちょっと待っててね。」

そして携帯を取り出し、どこかに電話をかけはじめる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ