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twin★love

第11章 11★君のため

「あ、もしもし、千穂ちゃん?実は…」

千穂は晴の母親の名前。

亜子はなんだか嫌な予感がした。

「うん、そうね、それならいいわ。莉子ちゃんにも電話しとくわね。」

そして電話を切ると満面のその美しい笑みを亜子たち三人に向けた。

「蓮、晴ちゃん家にお世話になることになったから。」

「はあっ!?」

「ええっ!?」

三人が声を上げたのは同時だった。

「あらー、いいじゃない。久しぶりに三人でお泊り!」



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