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twin★love

第13章 13★好き

「そう?ていうか、なんか晴、元気ないね。なんかあった?」

晴はその言葉にはっとした。

顔に出ていたのかもしれない。

だってこんなに、簡単に受け止められるほど晴は大人になれていない。

だってあんなに好きだった。

亜子のこと、もう長いことずっと好きだった。

蓮のきもちだってわかってる。

だけど、やっぱり…

「言わなくてもいいけどさ、あ、そうだ!あたしもう職員室寄ったら帰るんだけど、帰りにコンビニでアイス奢ってあげるよ!ね、行こ!」

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