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twin★love

第13章 13★好き

亜子の歩幅にあわせて歩いてくれる蓮。

さり気なく車道側を歩いてくれる蓮。

亜子はそんな蓮の優しさが嬉しくてたまらなかった。

あっという間に家の前についてしまう。

「そういや、どうすんの?また晴ん家に泊まるの?俺らって。」

「あ…」

さすがにそれはどうなのかなって思ってしまう二人。

「あらー、お二人さん!帰ってきたの?」

「ら、蘭姉!」

蓮は慌てて亜子から離れる。

「そんなに慌てなくっても大丈夫。あ、それと、今夜はあたしが晴の家に止まるから。それでいいでしょ?」

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