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twin★love

第13章 13★好き

あの時、あの日もそうだった。

亜子に晴が勉強を教えていて。

蓮の視線の先は自然と亜子の胸のあたりに移っていた。

『亜子って細いのに胸結構あるんだよな…』

「蓮ちゃん?どうしたの?さっきからボーッとして、手が進んでないよ?」

目の前には不思議そうな顔で蓮を見上げる亜子。

『いやいやいや、こんな時に俺はなにを考えているんだっつーの!凛姉が大変なんだぞ!馬鹿か!』

「蓮ちゃん?」

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