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twin★love

第13章 13★好き

少し近づく、亜子の顔。

その時ふわりと香った甘い匂い。

お菓子のような、花のような。

そして無意識に蓮の腕は亜子を自分の胸の中に引き寄せていた。

「れ、蓮ちゃん!?」

蓮は今まで我慢してきたものが爆発しそうだった。

そして亜子の唇を塞いだ。

「んっ…」

漏れる甘い声とその柔らかい感触に蓮の衝動は止まらない。

『蓮ちゃん、どうしちゃったの?』

亜子は蓮にキスされるがまま、その腕はびくとも動かない。

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